想・感・思

成長の喜び

「せんせい~、見て見て! 歯が抜けたよ」

「わぁ~、歯が抜けたね」

「わたしも抜けてるよ~」

「ほんとだ、一緒だね」

「わたしのは、もう大人の歯がはえてきているよ~」

とても嬉しそうに話してくれるあおさん。

子どもの歯」が抜けて、「大人の歯」にかわっていくことに、子どもたちは体の変化に驚き、そして成長の喜を体一杯に感じている。

今の自分が、昨日の自分と変わってひとつ大きくなっていることに喜び・・・

明日以降も、確実に大きくなっていく未来の自分に喜びを感じているに違いない。

いま」を、喜びをもって生きている証拠であろう。

私たち保育者は、「いま」をいきいきと生きる子どもたちの姿に出会えることに、至上の喜びを感じている。